9月, 2019
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知らないと恥かくリハビリ必須用語
QOL(Quality Of Life)
*QOLは「生活の質」と言われ、人間らしい生活や自分らしい生活を送り、人生に幸福を見出しているかを示す。 *QOLの「幸福」とは、身心の健康、良好な人間関係、やりがいのある仕事、快適な住環境、十分な教育、趣味の充実など、様々な観点から計られる。
ADL(activities of daily living)
IADL(instrumental activities of daily living)
*ADLとは「日常生活動作」と言われ、生活を営む上で行う動作を指す。
①食事②整容③更衣④排泄⑤入浴 5大ADL
⑥起居⑦コミュニケーション 7大ADL *IADLは「手段的日常生活動作」と言われ、日常生活を送る上で、ADLより複雑で高度な動作を指す。
⑧買い物⑨洗濯⑩掃除等の家事全般⑪金銭管理⑫服薬管理⑬趣味等 IADL
デイサービスの利用者で多い疾患
癌 (9名)
脳血管障害(5名)
変形性関節症(5名)
認知症(4名)
人工関節(3名)
リウマチ(2名)
脳血管障害
①脳梗塞
a.アテローム型血栓性脳梗塞
b.ラクナ梗塞
c.心原性脳梗塞
②脳出血 ③クモ膜下出血
アテローム型血栓性脳梗塞
*特徴
頸動脈や頭蓋内の太い動脈にアテローム(コレステロール) が形成され血管が梗塞されること。
意識障害や失語(しつご)、失行(しっこう)、失認(しつにん)などの高次機能障害がみられる。
*現在の医療報酬制度では、急性期病院は約3か月で転院また、退院になります。リハビリデイサービスを退院後のリハビリをする場にしたいと思っています。 *今後、外傷などの急性期は鍼灸接骨院、慢性期のリハビリはデイサービスで行えるようにし、デイサービスに通えば不自由なく自立した日常生活が送れ、社会復帰もできる場所にしたいと思っています。
*特徴
頭蓋内外の比較的細い血管領域に生じる脳梗塞。
半身麻痺・半身のしびれ(感覚障害)・構音障害などの症状を伴う。
心原性脳梗塞症
*特徴
心臓の血液が脳に運ばれ、脳の血管を詰まらせるものです。
血栓ができやすい疾患には心房細動、リウマチ性心臓弁膜症、心筋梗塞、心筋症などがあります。
脳出血
*特徴
動脈硬化を起こし、脳の中で出血が起こること。
出血した血液は、頭のなかで血腫となり、血腫がまわりの脳を圧迫し、脳の働きを悪くします。
片麻痺、感覚障害を伴うことが多く、重症だと意識障害、さらには死亡につながることがあります。
くも膜下出血
*特徴
外側から硬膜、くも膜、軟膜の3枚の膜で覆われ、くも膜の下には脳脊髄液という液体がありますが、この部分に出血するのがくも膜下出血です。
突然猛烈な頭痛、吐き気、嘔吐が起こり、そのまま意識不明になることが多い疾患です。
ブルンストロームステージ(Brunnstrom stage:Brs)
*脳血管障害の運動麻痺の回復過程を判断するため使用されます。
ステージⅠ 弛緩性麻痺
ステージⅡ 連合反応の出現
ステージⅢ 共同運動パターンの出現
ステージⅣ 分離の出現
ステージⅤ 分離運動の進行
ステージⅥ 分離が進み正常に近づく
デイサービスの目標
現在の医療報酬制度では、急性期病院は約3か月で転院また、退院になります。リハビリデイサービスを退院後のリハビリをする場にしたいと思っています。 *今後、外傷などの急性期は鍼灸接骨院、慢性期のリハビリはデイサービスで行えるようにし、デイサービスに通えば不自由なく自立した日常生活が送れ、社会復帰もできる場所にしたいと思っています。